死ぬほど洒落にならないってほどじゃないんだけど…。

池袋サンシャインでオフ会やったときの話。
メンバーは、俺の顔見知り3人を含めた7~8人。
テナントの喫茶店でしゃべっている間に、俺はトイレに立った。
ところが、戻ってきたら、出てきたはずの店が見つからない。

入口近くの席に陣取っていたので、ちょっと覗けば見えるだろうと思い、そのへんに並んだ店を覗いてみたが、やっぱり見当たらない。
戻る道を間違えたかと思って、いっぺん引き返してみた。

行ったときと同じ順路でトイレにたどり着いたので、やっぱり正しかったんだと思い、もう一度トイレから店へと向かった。
だが店は見つからない。

そのへんをうろうろして思い返し、店構えに見覚えはないが、位置的にこの店だろうと見当がついた。
だが、店を覗いても、メンバーの顔は見当たらない。
店の内装にも覚えがない。
携帯で連絡しようかと思ったが、道に迷ったなんて言うのも恥ずかしい。
なんとか自力で見つけよう。
だが、何度もそのへんを行ったり来たりしているうちに、次第に不安が募ってきた。

このまま合流できなかったらどうしよう?
なんで見つけられないんだ?
俺の頭がおかしくなっちまったんだろうか?
そう考えると、たまらなく恐ろしくなって、ぞくぞくしてきた。

これで見つからなかったら電話しようと心に決め、念のためもう一度その店を覗くと、すぐそこでこっちを見ているメンバーの顔が見えた。
ものすごくほっとした。
それと同時に、急にあたりが見覚えのある景色に感じられた。

みんなに聞くと、俺はかれこれ10分近くも、店の前でうろうろして顔を出したり引っ込めたりしていたという。
落とし物でも探しているのかと思い、それにしては不可解な行動をとっているなと思いながら、様子を見ていたんだそうだ。
なんだか、キツネかタヌキにでもばかされたような気分だった。

科学的?に考えれば、そのとき俺は疲れていたし、不慣れな場所ということもあったので、認識能力がひどく低下していただけの話かもしれないが。