一昨年友人Yの家に泊まったときの話。


二人とも疲れていたので、

話し込んだりせずすぐによこになった。


しばらくするとピシっというような音が聞こえだした。


私は温度変化などで木が鳴っているだけだと、

あまり気にしていなかったが

Yはそうもいかなかったようで


「ねぇ、なんか変じゃあない?」


といってきた。


「木がなってるだけだよ。」

「だって、こんな音今までしたことないよ。」


話をきくと音事態は確かに鳴ることはあるが

その量が異常だというのです。


いまいちその異常さが解らない私は、

少し震えるYの声をを聞き流しながら

また、眠りにつこうとしました。


すると今度はバンバンバンと

窓ガラスを叩くような音がしました。


そこでようやく私も

これはおかしいということに気付きました。


少し怖くなってきた私はなんとか落ち着こうと


「悪戯かな?」


といって窓に歩み寄りました。


Yの部屋は二階なので考えれなくも無いことです。


私がカーテンに手をかけた瞬間


「危ない!」


というYの声にふり返りました。


するとYの手袋などが収納されている小さなタンスが

こちらに向かってとんで来ているではないですか。


何がなんだか解らなくなった私は

とにかくそのタンスを殴りつけました。


するとタンスは床に落ち動かなくなりました。


次の日、Yの母親にそのことを話すと、

まず医者に行くよう言われ

次にお払いに行くように言われました。


Yが言うには、変な男がタンスを持って

私に殴りかかってったのだという。


その男は私がタンスを殴ると消えたそうです。


医者にいくと中指が骨折していました。


その後、お払いに行くとお坊さんに


「あんた、何やらかしたんだ。いろんな奴が憑いてきてるぞ。」


と怒られました。


とにかくお払いはしてもらったのですが、

まだ私の部屋は夜になると音が聞こえてきています。