高校の担任が体験した話です。


担任の先生が大学へ入学し、

寮に入ることが決まりました。


初めて自室に入り、

持ってきた荷物を整理しあらかた引越し作業が終わった時に

寮の先輩が部屋に入ってきたそうです。


その時にその先輩が教えてくれたのが


『この寮かなりでるからw』


と言うことでした。


その時は『そうなんだ』程度で

特に気にもしていなかったそうです。


それから一週間ほどたちました。


夜中に部屋の扉をコンコンとノックされて、

出てみても誰もいない…

みたいなことが2~3回あったそうです。


どうせ先輩のいたずらだろうと思いながら、

寝ようと布団に入っていたときです。


初めての金縛りにあいました。


金縛りになったことで、

先輩の話は本当だったのかもしれないと思ったそうです。


しかし、動けないだけで何もおこりません。


怖くて閉じていた目を、

恐る恐る開いてみると…


自分の寝ている足元に女の人が立っていたそうです。


無表情で。


『これはヤバイッ!!』


そう思った瞬間…

女の人がそのまま自分の体に重なるように倒れてきました。


もうなにも考えられません。


パニック状態です。


そしてその女の人が、

自分の顔の10cm手前でビタッと止まりました。


先生はとにかく怖かったそうなんですが、

目をはなすことができなかったそうです。


そしてふと、女の頭の上を見てみると

自分の頭の後ろのほうから、腕が一本でてきていて

その倒れこんできた女の頭を抑えていたそうです。


それを見た瞬間

先生は気を失ってしまって

気づいたら朝だったそうです。


あれはたぶん守護霊だったんだろうなぁって言ってました。