大学から帰ると玄関の前に弟がいた。


「よう!久しぶり!」


「・・・ああ。」


弟は勝手知ったる俺の居間で

ソファーに座りこんだ。


俺は台所にビールをとりに行く。


「いやーそれにしても久しぶりだなぁ兄貴。何年ぶりだ?」


「さぁ・・・」


冷蔵庫からビールを取り出しながら弟に答える。


「それよりもさ、お前、先月死んだんじゃなかったっけ?」


振り向いてもソファーには誰もいない。


俺は立ったまま台所でビールをのどに流し込んだ。


これでもう三度目だ。