小学生の頃幼馴染みと

近くの空き地で宝物探しをして遊んでいた。


変わった石や、土器紛いの物は沢山あったが

あまり気に入るものもなく撤収を考え始めた時

幼馴染みが嬉々としながら近寄ってきた。


なーに?


ほれ、この箱!


群青色に朽ち欠けた箱を持ってきた。


なんだか札っぽいのが

やたらめったら貼られていたので捨てろと促したが

幼馴染みは気に入ってしまい、

異常に喜んで家に持って帰った。


次の日あそびに誘うため幼馴染みが住む団地を訪れたが、

あのあと高熱を発して寝込んでいるそうな。


ツマンネェェ


仕方なく諦めたが、

その後一週間遊べなかった。


幼馴染みが元気になったので久しぶりに会った日、


あの箱はどうしたの?捨てた?


と尋ねると、

一昨日すてた!捨てたら治った!

と言う。


でも気になるから

最後に中身見たいから一緒に見ようよと言うので

空き地に向かって箱を発見。


梵字やらなんやら

殴り書きされた何枚もの札をビビりながら剥がし

蓋を開け中身を見た。


見たこともないモノクロの俺達の写真が入ってました