中学二年生の頃、浜松にある祖母の家に行き、

そしてまた横浜に帰るために新幹線に乗っていました。


私一人だけでしたが新幹線の中では漫画を読んだり

風景を見たりでさほど退屈しませんでした。


新幹線は空いていました。


空席のほうが目立っていました。


漫画は飽きて風景を見ていたのですが・・

新富士あたりで長いトンネルがあるんです。


そこに新幹線が入ったとき当然窓には車内が映るじゃないですか。


そこに私のほうを見ている女性がいるんです。


喪服のような黒い服なのが印象的でした。


何見てるんだろうなと思いつつ、

こっちが窓の反射越しに見ているのがばれないように様子を見ていました。


だけど一向に立ち去らないんです。


んで表情も何か無表情に見えました。


さすがに不気味に思えてきました。


明らかに私を見てるんです。


だけど怖くて振り向けない。


そのときは幽霊とかじゃなくて変な人かなと思っていたけど怖かった。


かなりトンネルが長く感じられました。


トンネルを抜けて日の光が差し込んできてホッとしました。


それで後ろを振り返ってみたけどいないんです。


女の人が。


さっきまで反射越しに見てました。


だけどトンネルを抜けた瞬間消えてたんです。


それから今現在まで何も悪いことは起こっていません。


だから良かったです。