僕がまだ小学生だったころの話です


家庭科室で僕とOは

居残りの授業をしていました


Oとは友達同士の仲で

お互いに馬鹿でした


一つの机に向かい側が美人な女の先生で

反対側に僕ら二人が座っています


微妙な雰囲気の中に突然、

足音もなくガララッと扉が開きました


不気味な事に扉の向こうには誰もいません


隠れているのか誰かのイタズラかとも思いました


先生はそのまま続けて、といい

廊下を調べに行きました


僕らは続けましたが、

先生は30分経っても帰ってきません


僕らはどうしようかと相談しました


探しに行くか、そのまま続けるか


結局このまま適当にやって終わらせてから

先生を探しに行こうという結論に達しました


僕らは適当にやってから終わった事を告げに

職員室に向かいました


しかし先生はいませんでした


トイレにしては長すぎるし

外に出たとも思えない


かと言って勝手に帰ってもまずいから

他の先生に居残り作業を終えたのを告げて

仲良く帰宅しました


帰ろうとしていたところに

男の先生が走ってきました


「お前ら○○先生(美人先生)を知らないか?!」


と質問してきたので


「いいえ、僕らも探してたんですけど」


と答えました


「悪いがちょっとこっち来い」


といい職員室の校長室の豪華な椅子に案内され

待つ事になりました


「ここで待ってろ」


と言ってその男の先生が出て行きました


職員室は物々しい雰囲気に包まれていました


しばらくすると

警察の方々が来て事情聴取されました


勘の悪い僕らでもようやく察しがつきました


美人先生が行方不明になったそうです


何故、男の先生が気づいたかと言うと

先程学校から美人先生が連れ去られていくのを通行人が目撃していて

男の先生が近くにいたので知らせに来たそうです


僕らは包み隠さずに警察の人に話しました


その後、美人先生は行方不明者となりました


馬鹿なのでクラスで話題にしてしまい

色んな噂が飛び交いました


僕らの証言から

幽霊の仕業とか家庭科室の怪とかある事をすると失踪するとか

でも何故、30分後に目撃されたのか、扉が勝手に開いたのか、

色々不可思議な現象はありましたが

結局は何も解決しなかったそうです