俺が小学生のころのはなしね


ある日の休日にいとこの家に行った。


その日に七夕祭りって言う祭りがあった。


想像する以上ド田舎で、

住人は50人ぐらいしかいない場所だ。


大人達は神社の上の建物の中にいて、

酒を飲んでいた。


もう夜遅く時計の針は12時を過ぎていた。


田舎なのでクワガタよくでて

僕といとこは神社の方に言った。

(何故なら神社は山の坂に出来ていて急な坂になっているのだ。)


俺といとこは小学生だから怖かったけど

神社まで走って向かった。


鳥居を越えて大きな街灯?みたいな場所に行った。


居る居る大収穫だった。


急いで戻って

鳥居が見えかかろうとしている時に!


鳥居何かがしがみ付いている。


焦った、、心臓バクバク鳴らして

いとこと俺は悩んでいる。


決意を決めいとこと


「うわぁぁぁぁぁぁ」


と言いながら猛ダッシュした。


鳥居をくぐった瞬間いとこが

「ドテっ!」と転んだ。


いとこは腰を抜かして動けない。


いとこは泣くにもなけない。


何故ならその鳥居にしがみ付いていた奴が、


「ヒタっヒタっ」


と音を立て接近してきているのだ。


俺はいとこの腕を掴み走った、

死ぬほど走った。


家の中に入った。


「フー」と胸をなで下ろし、

収穫したクワガタを見た。


「ベチャァ」


クワガタじゃない。


蛾の潰れた黒い内臓を出した奴だった。


すぐに玄関開け投げた。


.....奴がいる、

今近くで確認したらよくわかる。


真っ赤な布切れを被り

この世の物とは思えない顔をした奴が。


怖くて息も出来ないそしたら奴が


「ぐえぇうえぇぶゥえぇ」


と怪音を出し。


家の中に入ろうとして来た。


そしたら、いとこのじいチャンが


「これ、おめぇの来る場所じゃァねえぞう!!!」


怒鳴りつけた。


「るなるなるなるなるなるなるな」


と言い物凄い速さで道路を走って消えた


じいチャンに怒られた。


「あれはなんだったの?」


と言ったら、


「あれは動物の怨霊だ」


と言った。


どうやら昔、畜殺場あったらしく、

俺が勘違いしてて、神様を崇める祭りではなく、

家畜の鎮魂するための祭りだったのだ。