教職に就いてる知人(以下T)から聞いた話。


Tが京都で教えてた時、

試験問題をつくるのに残業してたら

11時を過ぎたから

同僚と二人で学校に止まる事にしたんだって。


その学校は普通のホームルームのある棟と

特別教室・職員室・保健室のある棟がバラバラだったらしいんだけど、

職員室で仕事してたし

職員棟で寝るかって話になったらしい。


保健室で寝ようかと思ったけど

二人とも既婚だし

勘違いされたら嫌だから(どんな理由だよ)

和室(お茶とか習字の授業の時に使う部屋らしい)で寝る事にしたんだって。


で、まぁ一応学校の戸締りと

電気確認するかーって事になって

それぞれ逆ルートで回ってたらしいのね。


したら同僚の方が

左三階の音楽室に明かりが付いてた事に気付いたらしい。


音楽の先生も学校で寝泊まりする事で有名だったから

特に気にせず声を掛けようと思ったんだけど、

3階まで登ると電気が消えたらしい。


気持ち悪い事もあるもんだねと言いつつ

和室に体調とか悪くなった生徒用の毛布広げて寝始めた。


そしたらTは一時間後位に息が苦しくて

目が覚めたらしい。


同僚の方を見ると

同僚も真っ青で額には脂汗が滲んでたらしい。


で顔をまっすぐ向けると

セミロングでその学校の前の制服の女子生徒が

必死の形相でうえに乗っかってたらしい。


二人はその子(?)を突き飛ばすと

あわてて荷物を持って学校から出たらしい。


ちなみに苦し紛れに確認すると

音楽室の明かりは点いていたそうだ。


自転車あるのに

何故か走って学校を出たそうだ。


近くの24時間営業のデ●ーズに入って

二人で小遣い痛いね、

でもさっきよりはいいよね、

とか言いながら深夜料金払って泊まったらしい。


翌朝、下着だけはコンビニで買って

トイレで替えて登校した所まではいいんだけど、

Tは自分だけじゃ怖いと思って

同僚に確認を取ったらしい。


すると確かに昨日の事は夢じゃなかった。


という結論に達したらしい。


同僚が

じゃあここの古株の保健のおばちゃんに聞いてみよう。

何か知ってるかもしれないから。

って言いだしたそうだ。


このままじゃ気持ち悪いし

熱帯夜の寝苦しさゆえ

二人で錯乱してただけかも知れない。


そして二人して保健のおばちゃんの出勤を待って

聞きに行ったそうだ。


そしたら昔、

職員棟の和室の位置(建て替わる前は教室)で

生徒の自殺があったそうだ。


ちなみにその学校の教員の転勤が早いのはそのせいらしい。


▲ □ □ ⇒▲=音楽室


● □ □ ⇒●=和室(知人が止まる予定だったところ)


□ ■ ★ ⇒■=保健室 ★=職員室


で、おばちゃんが言うには

左の教室は夜になると出るらしいよ。


夜な夜な音楽室に居るのは

本当は先生じゃないのかもね(笑)


同僚はその次の春に移動になり

Tも学校には絶対泊まらなくなったそうだ。


今は私立で教えているらしい。


暑いねー、ホントにねーという空気を打開すべく

怖い話をうっすら霊感のあるという噂が立っているTに振るとしてくれた話だ。


Tのこの話が終わった後偶然だろうか、

クーラーは入れていないのに

気温が1.5度下がっていた。