これは俺の妹の体験談、そして何よりこの体験した場所というのが・・・
今こうしてこの記事を書いている家の中だ。
妹がまだ小学校に上がるか上がらないかの頃の話。
夜の19時頃、当時まだ一歳だった末の妹を母がトイレに連れて行った時、ヤキモチ妬きの盛りだった妹は、
トイレに篭った二人を廊下に座り込んで待っていた。
トイレのすぐ隣は祖父の寝室で、妹は何気なく祖父の寝室の方を見た。
すると、そこには不思議なものがあった。
廊下から160cm程の高さのところに、オジさんの顔だけが浮かんでいた。
その輪郭は流砂のようにさらさらと動いていて、一目見ただけで既に人間のそれではないとわかったという。
特に怖さも無く、しばらくその宙に浮いた顔を眺めていると、不意にその顔と目が合った。
するとその宙に浮いた顔はニカっと笑い、消えた・・・
その前後の事はおぼろげだが、夢で無いのは確かだという。
時間、場所、状態はしっかりと記憶があるそうだ。
かれこれこの家で暮らして22年、残念ながら俺はこの家の中でそういったものは見ない・・・
部屋の外を歩き回る足音と良い、やはりこの近辺に何かいるんだろうか?
コメント
コメントする