2008年1月1日

この日は年に一回兄弟全員が本家に勢ぞろいする日。

とりあえず本家は俺が継いでるので兄貴たちが来ることになる。

実は数人兄貴がいる。その中でも長男が一番霊感が鋭い。

いつものように順々に家庭をもった兄貴たちが家にやってくる。

子供たちは俺に群がってくる。そりゃそうだろ、今日は正月だから。

『はいよ、お年玉』

これを渡しておけば今日一日は俺のいいなりだ!

そうこうしているうちに長男家族が来た。

・・・俺を無視してスルーしてすれ違う。他の兄貴に対してもおなじだった。

(なぜだ??)

わけがわからなかった!正月だぞ??


兄貴は大事そうに2歳の子供を抱いたまま一言も発しなかった。

母『あら?体調でもわるいん?』

長男『別に・・・』

誰が見てもわかるほど兄貴の顔はつりあがって見えた。

このとき母は何かに感づいていた。


長男「おかん、ちょっと相談があるんや。。」

おもむろに兄貴は話し出した。


毎晩夜中になると、必ず目が覚める。すると、足元から両手がすぅーっと入ってきて徐々に上に上がってくる。

それが毎晩。

そして朝にはバイク通勤をしているのだが、バイクのタンクのとこに赤ちゃんが乗っているのだとか。


話している最中にそわそわしだし急に帰るといって兄貴はまた俺たちを無視して帰っていった。

家族全員ポカーンてなった。

なにをそんなにいそいでいたのか・・・・


このすべてに理由があった。

兄貴夫妻は昔、子供が授かったことがある。

しかし、いざ出産となったとき子供はすでにお腹の中で亡くなっていた。

悲しみに濡れ、無事49日が過ぎた。

しかし兄貴はお骨を自分の家に置いたまま墓にはいれなかった。

そして現在もそうである。

次の子供が今2歳になる子供である。

この子が生まれてから兄貴の顔つきや態度は一気に変わっていくことになった。

みなさん、お気づきだろうか?

彼にはなくなった子供が乗っているんだと母はいう。

毎晩彼を夜中に起こし、バイクに乗って通勤を一緒にする。

そしてわが家には数箇所に魔除けとされる御札がはってある。

元日、長男実家に13時に訪れ5分足らずで帰っていった。

確信は何もない。

結果もなにも出ていない。

ひょっとしたらBADENDになるかもしれない。

俺らの声はもう彼には何一つ届かない。


母は僕に言った。なんとかして兄貴の嫁さんに協力してもらって

お払いに連れて行かないといけない。

じゃないと、子供か父親が連れて行かれる。

知ってる?ちゃんと供養しないと子供の霊でもヤキモチやくんよ?

だって、生きてる人間でも同じでしょ?ましてや骨を家におきっぱなしなんて・・・



これは実話です。一切着色しておりません。

こわくないかもしれません。

久々にこういうことがあったので今回はこの内容にしました。

誤字脱字あると思いますが多めにみてやってください。

俺は今、長男を見るのが怖いです・・・