ボクが友人から聞いた話
外国の話なので怖くないかも
アメリカのオクラホマに
普通の主婦が住んでいた
その主婦は離婚していて夫とかつて暮らしていた一軒家に一人で住んでいた
当時その近所によく少年二人組の幽霊が出るという噂がたっており
彼女は霊感のない方なので
たいして気にもしていなかった
そんなある日
彼女が仕事を終わらし
ボーイフレンドと食事をして
夜中ということで
自宅まで車で送ってもらい
家のカギをカバンから出しながらドアの方に歩いていた
しかし足が止まった
少年二人組がドアの横にたっている
一人は小太りで大柄な少年
もう一人は背が高く髪が肩のあたりまである少年
と
顔を見た瞬間凍りついた
白目がない
目が真っ黒で瞳も見当たらない
恐ろしくなり
目を逸らし見ないフリをして家に入ろうとした時
「家のなかに入れてもらえませんか」
と少年の一人が言う
見ていないのでどちらかはわからないがいやに落ち着いていて気味がわるい
無視していたら
「家に入れてもらえませんか」
と2回も言われたので
「いま部屋が散らかってるから入れてあげることはできないわ」
と答える
しばらく黙ったので
カギを空け家に入ろうとした時
「ノドがカラカラなんです。なにか飲ましていただけないですか。
あなたにOKと言われないと入れないんです入れないんです入れないんです入れないんです」
恐ろしくなったので
家に入り鍵をしめて
ドアの小さい窓から外を見る
真っ暗な目を見開きなにかぶつぶつつぶやいてる
震える手でボーイフレンドに連絡しいますぐ来てと伝えたらすぐに来てくれた
その途端少年はいなくなっていたがいまでもあの目は忘れられないという
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