高校生のときに、

友達のMとKと私の家で

怖いDVDを見ることになり、

3人でチョイスしたのが

[ほんとうにあった!

呪いのビデオ]

だったんです。

何巻だったかは

忘れてしまいましたが、

最後のお話が

<自殺をする人の実際の映像>

的なものでした。

わくわくしながらみんなで

私の家に向かいました。

その日、私の家には

父は出張、母は仕事で

誰も家にはいなかったんです。

なのに玄関に入った瞬間

K「今日お父さんいるんだ~」

と言ってきました。

私「ん?お父さん?いないよ。

出張に行ってる」

と言うと、

「今男の人の声聞こえたよ~」

って言うんです。

私「怖いDVD見る前から

気味悪いこと言わないでよ~!」

と、そのときは

そんな感じで終わりました。

(私はひとりっこなので

父以外の男の人は

家にはいません。)

結局無事DVDも見終わり

しばらく談笑してから

夕方の19時ぐらいには

MとKとはばいばいしました。

その後、母から

「夕飯はおばあちゃんちで

食べるからおいで」

と連絡がきたので、

家から自転車で10分ぐらいの

距離にあるおばあちゃんちに

向かいました。

私の家族と、いとこの家族は

互いにおばあちゃんちの

近くに住んでいるので

よくみんなでおばあちゃんちに

集まってはご飯を食べてました。

おばあちゃんちに着いて

玄関を開け、靴を脱いでいると

奥から母が出てきて一言。

母「誰ときたの?」

私「………………はい?

一人なんですけど。」

母「うそー、今誰かと

話しながら入ってきたでしょ」

私「いやいやいや。

話してないし、電話もしてない。

怖いDVD見たばっかだから

そーゆーのやめて!」

母「あんたが怖いの見たとか

知らんわ(笑)」

と言って、母はまた奥に

入っていきました。

私もなんだか怖くなって、

母のあとを追って

そそくさと家に入りました。

私がリビングに入ると

既にいとこと

その子供(みーたん、1歳)も

いました。

私はみーたんを

とても可愛がっていて、

みーたんも私には

すごく懐いていたんです。

事実、その日の前日にも

みーたんとは会っていて

一緒に遊んでたんです。

私「みーたん^^おいで~」

するとみーたんは

私を見るやいなや、目を見開いて

号泣。むしろ悲鳴。

母「あんたの化け物みたいな顔に

泣いてるよ~ww」

とか

父「出直せww」

など散々言われましたがww

実際私は、

それどころではなかったです。

みーたんの目線は完全に

私の背後にいってたんです。

泣き止んだあとも

目線だけはずーっと私の背後。

睨むように見てるんです。

泣き止んだ!と思って

私が近づくと、

耳がちぎれるんじゃないかと

思うほどの声で泣くんです。

さすがにゾッとしました。

私は呪ビデは、

本物もヤラセも

50:50だと思ってました。

だけど、あれを見た日に

こんなに気味悪い現象が続くと

信じざるを得ませんでした。