自分は、夜眠る時に低反発枕を愛用しているのですが

夜中、横向きで寝ていると

後頭部部分が「フッ」と沈みまして

最初は家人か? と思い起きあがり、振り返るも

誰もいない… 。

何か、夢でも見て寝ぼけたのだろうと自分に言い聞かせ

再度、横になるも

「フカッ!!」

たった今、見て「何もない」と確認したのに

自分の頭以外の「何か」が枕に乗っている!!

後頭部に「何か」が当たってる!!

ほんの少しだけ頭を動かして、間違いなく

その「何か」が後頭部に当たるのを確認しました。

この時点で、心臓は早鐘を打ち鳴らしています。

このままでは寝るに寝れない。

意を決してバッと起きあがり見るも

やっぱり、ただ、枕…。

もう、目は完全に覚めてます。

仕方なくタバコに火を点けて落ち着くと

…妙に寒すぎる?

いつの間にか、エアコンの設定温度が「25度」に。

普段は「27度」設定ですので、そりゃ寒いよなぁ、と

改めて設定を27度に変えた時点で、何かが頭をよぎりました。

懐かしい、とても懐かしい後頭部の感触。

あの枕にかかった重さ、人の頭よりも軽い沈み方だった…。

昔、よく俺の枕のトコ来た…。

その感触を思い出した時点で、恐怖感は無くなっていました。

子猫の頃から育てて、家族同然になっていた猫が

去年の10月、老衰で逝ってしまったのですが、

…もしかしたら、新盆に帰ってきてくれた?

寒すぎると、風邪が悪化するから

心配して起こしてくれたのか?

…ただ単に、昔みたいに一緒に寝たかっただけかもしれませんが、

何となく、夜中の3時30分「ほっこり」した気持ちになりました。

…でもね、正直もう少しマイルドな方法で起こしてくれたら

すっごく嬉しかったな。

心臓バクバク、20分くらい収まらなかったから(笑)

ちなみに、設定を27度に変えたら

もう、枕が沈む事はありませんでした。

帰ったら

庭にカリカリでも置いておこうと思います。

…ありがとな。