私が、以前の会社を辞め、実家に寄生(居候なので)すること約9カ月立ちましたが、

この話は丁度先月の話。

怖くはないのですが、話を聞いてください。

今はファミマの夜勤のバイトしながら学校に通っているのですが、

私は夜勤前にはお風呂に浸からずシャワーを浴びてからバイトに向かいます。

その日も夜勤があったのでいつも通りにシャワーを浴びに浴室へ。

いつもと見慣れた光景。浴室のドアを開けると目の前にシャワー、右手に出窓と浴槽。

浴槽にはお湯が張られているので蓋(ジャバラタイプで折り畳みができるやつ)がしてあります。

いつも通りにシャワー全開にしシャンプータイム♪

げしげし爪を立てないように頭を洗っている時に何故か頭の中に

「お風呂場の怪談話」がBGMかわりに流れ始めました。

風呂場でこれは怖いだろ??!なんて一人で突っ込みながらシャワーでシャンプーを流している時に・・・

ギシ・・・ギ・・・カタカタ・・・・

と何かを開け始めたかのような音が。

ん?と思いながら流し続けているとギ・・・ギーーーー・・・ガタ!!!!!

と、さっきよりも明らかでかい音が浴室内に響きました。

もうシャンプーは流し終わったので音の出所。。。。そう、右手を見ました。

きっと窓が風でガタガタいっただけ・・・。

そうにきまっている!そう思いながら右手に目を向けたら・・・

浴槽にしてあった蓋が真ん中から盛り上がって空洞(スキマ)が出来ているんです・・・。

丁度、下から頭で押し上げて、目が浴槽からこちらを見れる位置で・・・。

それを見た瞬間、背筋がゾクリ!とし、

慌てて逃げようと思いましたが見事に濡れた床で滑りました。

腰を強打し、痛くて蹲っていると、目の前で蓋が元通りに直っていきました・・・・。

私はそのまま無言でその場を去り、

家族に何も言わぬままバイトの準備をし、バイトへ向かいました。

夜勤から帰ってくると家族全員何もないような感じでしたので、

私以外は観ていなかった、ということになりますが、もしあそこで蓋を開けたらどうなるのか・・・。

どうなっていたのか、今は分かりませんが、開けなくてよかったのだろう、

という事だけは明確です。。。