この前学校で、

昼休みに友人5人ほどと食事をしながら

自分が通ってた高校や中学の話をしていました、


話が弾み、

小学校から殆ど記憶に無い保育所、

幼稚園の話になった時

友人Aが急に「あっ」と言いました、


皆が


『なしたんさA?』


とお決りの反応をすると・・・


A「俺スゲーこと思い出した…」


俺「なになに?」


A「俺さぁ、小さい頃ヘンな物見たんだ…

赤い人…多分女だった…。」


一同『なになにソレー!話せよ~話せよ~!』

(俺オカルト好きだから一番の喰い付き)



Aの体験談↓


Aは田舎の育ちで(俺もだけど)

保育所で少し変わった行事が多かったらしい


コレは[ソリ遠足](冬、バスで山に行き遊び倒す行事らしい)

で体験した話です


山に着いたAは

当時から仲良しのZと2人で遊んでいた。


最初は先生や親の近くで遊んでいたけど、

物足りなく更に上へ登っていった、


そしてある程度高い所着き、

一息ついていた。


するとZが反対側を指し


「おいA、あれ誰だろう?」


そっちを見ると、

年齢は解らないが木々の影に人がいた、


距離は100mも離れてなかったと思う。


Aは


「行ってみよーぜ」


と、Zもついて行く。


近付くにつれ後ろ姿だが女だと分かった。


大きいコートを着て髪はボサボサで長かった。


しゃがんで雪を掘ってるようだ。


周りの雪が赤い。


Aが


「お姉さん何か探してるの?」


Zがすぐ後ろに居たので怖くはなかった、

その時は・・・


Aが声をかけたら女は無言で立ち上がった、

デカイ(子供だったからそう感じたのかも)


女は振向きAとZを見下ろした。


コートは汚れていて、手と顔が赤い。


掘っていた穴には黒っぽい何かの塊。


AとZが呆然としてると女はエラク低い声で


『ウゴゥゲー!×②』


みたいな…


AZ「「うわー!!!」」


Aは持ってたソリを投付け、

Zを追いかけるように逃げた


さっきまで居た所に着き

Zのソリでニケツ(?)をし、

皆の所に戻った、


女は追って来なかったようだ。


G先生に何処に居たか聞かれたが、

安心と恐怖で2人とも号泣し話せなかったので

カナリ怒られた…。


この話を聞いて皆


『うっそだー(笑)』


見たいな反応でしたが、

AがZに電話したんです、

ハンズフリー(?)で。


Zも思い出した(覚えていた?)ようです、


Z「あの女エライ気持悪いツラしてたよな、

特に目!白目っぽかったよな?」


A「そこまで覚えてねーわw」


今回の事で


『もしかしたら俺も小さい頃何かあったかも…覚えてないだけでさ…』


と思うようになりました、何も思い出せませんけど。