別の高校に行っている俺の友達が実際に体験した話。その友達を孝一、孝一の友達をA、B、C、としましょう。
ちなみに孝一くんは霊感がものすごく強いらしいです。
では
A「孝一これ見ろよ!」
孝一「ん?」
B「コックリさんやるときの五十音かいた紙だよ!」
C「やるべ??」
孝一「まぁ、暇だしえーよ!放課後な。」
放課後になって皆帰った後誰もいない閉めきった1組の教室で紙の上に十円玉を置き、孝一達はコックリさんを始めました。
孝一、A、B、C、「コックリさんコックリさんおいで下さい」
紙(Y、……E、……S)
孝一「イェスだってよ!来た!コックリさん来た!」
A「順番に質問してこうぜ!俺、B、C、最後は孝一で!…………コックリさんコックリさん、質問にお答え下さい。」
紙(N、……O)
B「ヤバくねーか?ノーって…じゃあなんもできねぇじゃん!コックリさんコックリさんどうすれば良いですか?」
紙(あ、…ぶ、…ら、…あ、…げ、)
C「そんなの用意してねーよ…どうすりゃいいんだよ!!コックリさんコックリさん他に欲しいものはありませんか?」
紙(ひ、…と、…り、…よ、…こ、…せ)
C「うわっ!うわっ!ヤバいって!ヤバいよこれ!俺指離すぞ!」
孝一「やめろ!絶対離すなよ!まず落ち着け!泣くな!弱気になるな!つけ込まれるぞ!
……よし……とりあえず帰ってもらうんだ……コックリさんコックリさんどうかお帰り下さい。」
紙(N、…O、…ひ、…と、…り、…ひ、…と、…り、)
孝一「さすがにヤバいかもな……もう一度…皆で言ってみよう…」
孝一、A、B、C「コックリさんコックリさんどうかお許し下さい、どうかお帰り下さい。」
B「帰れっつってんだこの死に損ない!さっさと帰れ!こら!」
C「やめろバカ!刺激してどうすんだよ!お前取り憑かれちゃうぞ!」
紙(………………………)
B「へ?…やった?……やったぞ!…ほらみろ!消えたぞ!俺の勝ちだ!」
紙(け、……け、……け、…こ、…ろ、…す、…こ、…ろ、…す、…こ、ろ、すころす、
ころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころすころす)
(十円玉の動くスピードはスゴイ速さだったそうです。)
A「うわっ!うわぁ!許して下さい!許して許して許して許してゆるして!」
C「うわ誰かぁぁぁぁ!!」
孝一「ヤバい!…ん?…B?!どうした?B!?B!」
B「いあぁあぁぁ、やぁぁあぁ、ケケケ、ケへ、ころすころすころすころすころすころすころすころすころすころす!」
孝一「くそっ!Bが取り憑かれた!?B!おいB!聞こえるか?!しっかり意識保ってろよ!!」
A「許して下さい許して許してごめんなさいごめんなさい!」
B「ケケへけへけへ、
あひあああぁゆるしてゆるひてけへゆるしてゆるしてゆるひてあひけへゃあひぅごめんごめんけぁぁぁぁははははははは」
孝一「マズイマズイマズイ!ヤバいぞ!……どうするどうする?!………そうだ!塩!塩だ!コイツを紙にぶちまけりゃ!!」
B「やめろやめろやめろやめいあやめりやめれあへぅやめやめろぃぁやめあやめろやめきぁぁあたうぁぁぁぁいあぁあぁぁぁぁあ」
塩をばらまき、大きな声で孝一が「でていけ!!!」と言うと、続くようにして「でていけ!!!!」という声がしたそうです、
孝一「じぃちゃん??!!……間違いない!じぃちゃんだろ!」
返事はなかったそうで、
B「うぁ!……俺?!あれ…コックリさんやってて……それから……母さんの声がして…ん??」
その後、何を言っても十円玉は動かなかったそうです
後々聞いてみるとAもCも声を聞いていたようで、でも皆それぞれ違う声だったそうです。
Aは若い男の声、
Cは年寄りの男の声、
Bは今も存命の母親の声が聞こえたと言っていましたが、コックリさんをやっている間の記憶がないそうです。
あの声は4人それぞれの守護霊達だったのでしょうか????
後日談ですが
Bは軽い知恵遅れになってしまったそうです。ちょっと前の事をすぐ忘れたり、頻繁に言葉をかんだり、
みなさん、霊的なものに遭遇しても霊感がない人は霊を恫喝しない方が良い、かもしれません。
とゆーお話でした。
ちなみに実話です。ほん怖です。
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